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立体交差急速施工 TAF工法(Takigami Air Float)
交通量の多い交差点や踏み切りなどの慢性的な交通渋滞は、大きな経済損失をもたらし、周辺の生活環境を悪化させています。この慢性渋滞を解消するために行なわれる立体交差事業は、工期が1.5〜2年と長期間にわたるため、一層の工事渋滞をまねき、騒音・振動による周辺環境の悪化をもたらしてきました。そこで、当社では工期を従来の1/3に短縮した立体交差急速施工『TAF工法(Takigami Air Float)』を開発しました。
施工ステップ図
TAF工法の特長
1.上下部一体構造の採用
- 鋼床版と鋼製橋脚を用いることにより、死荷重が軽減されます。
- 上部構造(鋼床版1箱桁)と下部構造(鋼製橋脚)を一体化することにより耐震性が向上します。
- 支承、落橋防止装置等が不要となることによるコスト削減が可能です。
2.基礎に鋼製フーチングの採用
- コンクリートフーチングを用いないので死荷重が軽減できます。
- 直接基礎により工期短縮が可能です。
- 転倒に対する安全性が向上します。
- フーチングの埋め戻しには、現地の発生土を再利用した流動化処理土を使用します。
3.架設時にホバーリフチングベントの採用
- 桁の移動・降下には、ホバーリフチングベントを使用します。
- 重量台車設備に比べて装置が簡易で、安価です。
4.アプローチ部にPCaボックスの採用
- アプローチ部の急速施工を可能とするため、PCaボックスを使用します。
5.工期の短縮
立体交差急速施工 TAF工法 【2005年1月掲載】(カタログ)
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